わたしたちは、インドネシアにおける歴史を読み解き『農業開発』分野でSDGsを達成します。
ジャワ文書を読み解き、立場の異なる複数の観点から見た多義的解釈を採用し時代の姿を立証
インドネシア植民地時代の史科は、宗主国のオランダ語のほか、現地語で貴族階級が使っていたジャワ文字、そしてイスラム教集団が使うアラビア文字で書かれた文献があります。わたしたちは、オランダ側からの視点のみではなく立場の異なる複数の観点からインドネシア文化・歴史を読み解きます。
現代のインドネシア農村経済の調査
近年、インドネシアでは農村開発アプローチと民主化・地方分権化の影響を受けて、コミュニティに基礎を置く住民参加型の村落開発が進んでいます。わたしたちは、村落交付金を通じて制度的に政府によって資金支援された村有事業体がインドネシア全体に広がっていく現状を調査します。
菅原先生
村有事業の展開を調査して情報開示することにより、コーヒーやカカオの生産者が適正な付加価値に資することのできるよう啓蒙活動を目指します。
インドネシアの地域・文化の「今」を通して歴史をさかのぼる
わたしたちは、現地で歴史性や文化などを実感できるフィールドワークに力をいれています。現地との親交を深めながら、正しい言語を習得し、自ら思考・判断できる人材が育つことを目指します。