福崎研究室 x SDGs

Basal Metabolic Rate Fitness  - amwest97 / Pixabay

1. わたしたちは『メタボロミクス』を技術を駆使して SDGsを達成します。

「メタボリックプロファイリング」で食品原料の品質や機能を評価

わたしたちはメタボロミクスで得られた情報と熟練者や鑑定士による評価項目スコアをコンピュータで照らし合わせて食品機能発揮に重要な成分情報を特定します。さらには製造・保管・流通技術への応用を志向しています。

メタボリックプロファイリングとは

多くの生物に共通している基本的な化合物を合成する生体の合成経路や特定の代謝物を定量分析すること。

福崎先生

メタボリックプロファイリングで得られた知識を製造加工・保管方法の改良のフィードバックすることで、産業界に役立つ技術開発を目指しています。

日本の食品をメタボロミクス解析して高品質化にする

他にチーズやパンなどもメタボロミクス解析して食品の品質改良に貢献しています。

アジアの産業に貢献する食品メタボロミクス

微生物メタボロミクスで代謝情報を取得

質量分析の解像度の高さを利用し、微生物が持つ酵母の種々の表現型をメタボロミクスで解析することにより、代謝物情報を取得しています。この代謝情報は様々な研究展開が可能になります。

福崎先生

わたしたちのメタボローム解析は、手法を特定する一方で、農作物分野をはじめ工業用、医療分野へと幅広く活用されています。

メタボロミクス研究で国際的センスを創る研究者を養成

アジア圏での日本のプレゼンス向上とそのための人材育成をもっとも重要な国際教育の目標に掲げています。

Sastia先生

インドネシア・マレーシア・ベトナム・タイ・中国などのアジア圏から優秀な留学生を多数受け入れるのは研究の進展のみならず、日本人学生と留学生のグローバル化の相互理解を育みます。


2. わたしたちは『質量分析イメージング』 でSDGsを達成します。

最新の分子可視化技術を駆使することで「健康」への課題に取り組む

質量分析イメージングでストレスなど、体の中で起きたイベントの状態を「見える化」します。

様々なサンプルに応用可能であるため、がん組織、歯周病バイオフィルム、毛髪などで「見える化」を実現します。