8/18に開催された高校生のためのSDGs@HANDAI2023 の講演をレポートします。

福﨑英一郎教授(工・生物工学専攻)、住村欣範教授(グローバルイニシアティブ機構 )が、高校生へ「食」にまつわる課題解決に向けた最新の研究について講演しました。

工学と社会科学を融合したアプローチでフードロスの課題やアップサイクルなど食品関連研究を推進しているコンテンツを紹介しました。

COVID-19や鳥インフルエンザの蔓延を事例に、生態系や水、森林環境など本来持っているレジリエンスが限界値を越えると壊滅的な状態に達成する危険性があるため、わたしたちは意識的に人間行動をしていかなければならないことを講演しました。

高校生の感想を一部紹介します♪

高校生Aさん

これから社会が色んな形で変化していく中で、日本だけではなくて、世界の未来を守っていくためには、まずこういった講義で知ることがとても大切なんだと思い知らされました。自分一人で何かを変えることはすごく難しいけど、何かを変えようと思う人が増えて、解決方法を考えることが、今の情報社会で考える機会が少なくなっているこの時代には必要なことだと思います。今回の講義を機に、私も今私にできることを考え続けていきたいです。ありがとうございました。

高校生Bさん

食料難という問題について食品ロスや輸入経路といった視点で解決の糸口を見つけようとしているのが、とても興味深い研究だと思いました

高校生Cさん

農学部のない阪大は食料に関する研究は他に比べてあまりない印象でしたが、ポストハーベスティングの点から本気で食の問題を解決しようとされていることがわかってよかったです。

高校生Dさん

「食」という現在かなり注目されている分野についてあらゆる多角的な見方の講演を聞くことができ、自分自身も環境問題に興味をもっているので、より関心が高まりました。

高校生Eさん

1つ目の講義では、世界の飢餓をなくすには、より多くの食料を生産するのではなく、腐らせず、安定して輸送ができる技術を開発し、食料が足りていない国へ運ぶことが大切だと学び、とても納得しました。工学部も食と関連しているということがよくわかりました。2つ目の講義ではバクテリアたちはいつも自分だけでなく、集団が生き残るために行動しているということを学び、とても印象に残りました。また、SDGsは、一つの学部だけでは解決できないということを学びいろいろな学問の人と協力し、いろいろな視点から考えていくことが大切なんだなということがわかりました、これからの未来を考える上で大切にしたいです。

高校生Fさん

SDGsという世界の大きな問題に意外な分野から関わることができるということを知り、改めて自分がどの分野に興味があるのかを考えるよい機会になりました。自分自身も将来、様々な問題解決に関わりたいと感じ、高い志をもつことができました。本当にありがとうございました。